基板の試作

こんばんわ Gomatarouです。

ちょっと開発者時代の話を書こうと思います。

私は、ハードウェアをやってましたので、回路を引いて、それを他の部署の人がアートワークしてプリント基板のイメージにしてくれます。

量産基板の前に、当然ですが、試作基板を作って動作検証、デバックなどを行う必要があります。回路にもよりますが平均3回程度のやり直しになるんではないでしょうか。

私は、試作基板をエルナーかキョウデンに出してました。値段的には、エルナーのほうが若干安いんですが、だいたい4営業日ぐらいかかるんですね。キョウデンはいくつかプランがあってお金を払うと特急とか、超特急みたいな感じで2-3営業日で仕上げてきます。

1-2営業日の差なんですが、開発工程を考えると1日でも時間に余裕がほしいというのが実情なんですね。製品自体は6-8か月ぐらいの開発スパンですが、ハードにかけれる時間は2-3か月程度です。1営業日というのは結構大きいんです。

試作基板の費用っていくらぐらいだとおもいますか?

だいたいですけど、6層基板、1.6㎜厚、150㎜×100㎜、枚数20枚でたぶん20-30万ぐらいだったと思います。当然、層数が増える、板厚が薄くなる、サイズが大きくなる、枚数が増えるなどすれば価格は上がっていきます。

これは、あくまで基板を作るときに試作工程を流すので高くなってるだけで量産基板だと全然値段は安くなります。

まあ、こんなこともやらなきゃいかんわけです。

P.S

先週、とある有名企業に転職した元同僚の後輩と飲みに行きました。僕は、この人には学校の出もいいし、転職したほうがええぞと言ってました。開発スパンも数年レベルなんで、ほんとにハードウェアが好きな人にはじっくり取り組めてうらやましい限りです。そこでシャープの部品とか選定したりすんのと聞いたら、一言「しません」とのことです。結局、数年レベルの開発スパン、製品出荷後の部品の保守(たぶん10年程度)を安定供給してもらわないと困るわけです。2-3年後どうなってるかわからないメーカーの部品を選定するというリスクを開発者及びその上司がとるはずがないんですね。よっぽど世界にそこにしかない部品だったら別ですけど。

私が、開発者であっても同じ結論に達すると思います。

以上

 

 

 

 

 

 



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